【イベントレポート】編集女子が“私らしく生きるため”の紙コンテンツ作戦会議
昨日は、WEBメディア「灯台もと暮らし」のイベントに参加してきました。 このイベントは、クリエイティブな女性たちの仕事、生き方、そしてこれからの時代の女性のあり方について迫る全5回の連続イベント「“私らしく生きるため”の作戦会議シリー ズ」の第2回目。 今回は、紙媒体の編集に関わる女子3人がゲスト。紙コンテンツを作ることになったきっかけや、日々考えていること、紙メディアのこれから、といったテーマで、トークセッションが行われました。 登壇者 「TURNS」編集部 松本麻美さん(1988年生まれ) 「月刊ソトコト」編集部 木村絵里さん(1989年生まれ) 鈴木絵美里さん(フリーランス)(1981年生まれ)聞き手
灯台もと暮らし編集長 佐野知美さん(1986年生まれ)
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トークディスカッションの前に空間そのものが魅力的
まず印象的だったのが、イベントの空間づくり。 場所は、神保町のワーキングラウンジ 「EDITORY 」。入るとさっそく、ウエルカムドリンクが。 作ってくれたのは、空間をドリンクで演出するユニットUchira さん。
https://m.facebook.com/uchila.me
白ワインのジュレとキュウリとラディッシュが入っているという、斬新なレモネードです。このおしゃれなレモネードのおかげで、空間全体的がなごみ、初めて出会った人ともドリンクの話題で盛り上がることが出来ました。
今回のテーマについて ・登壇者の自己紹介 ・Webが情報収集の主流になりつつあるなかで、雑誌の良さは? ・あなたが思う編集者って? ・Web発信と紙発信で生じる情報のタイムラグについて ・女性として、結婚しても編集の仕事は変わるか、そしてやっていきたいか。・質疑応答
では、それぞれのテーマで特に興味深かったことを紹介します。
本は雑貨になるテーマ「 Webが情報収集の主流になりつつあるなかで、雑誌の良さは? 」 今後、雑誌は質やクオリティが高級になっていくだろうと。質とは情報ではなく、紙事態のこと。つまり、雑誌の表紙をみて「あ、素敵」って思ってもらわないとまず手にとってもらえない。ー本当にそうだと思います。私もジャケットの写真やコピーに惹かれて思わず買った雑誌がたくさん。そして、本棚におしゃれの一部として飾られています。
編集者とは、言い出しっぺで一番雑用するし、まとめる人テーマ「あなたにとって編集者って?」 このテーマで語られたのは、編集者は「裏方」であり「黒子」であること。 まず最初に企画のテーマを決め、人を配置する。そして、できたものをまとめ、あと完成までの細々な作業をしていくと。 あと、編集者はスタッフィングが出来ないと優秀ではないとの話も。 優秀なチームが出来れば、あとはやってもらう。適材適所を考えらえる人だと。
ニュース性があるものはWebで、読み物は紙テーマ「Web発信と紙発信で生じるタイムラグについて」 Webは頑張れば、その日中に記事を書いて配信することが出来る。 雑誌や本として出すくらいのクオリティの記事をWebで無料配信するのは、単なる浪費。 ただ、その記事を無料で公開しているWebで課金させて読ませるのは、本当に大変。ーその情報の質の違いに気が付いていない消費者は多いと思います。やはり学びや気づきを得るのが多いのは本なのではないでしょうか。
編集者は空間づくりの力も必要になるこれは、質疑応答のときにでた「今オフラインコミュニティやサロンとかが出てきていますが、それについてどう思うか」という質問に対しての答えでした。 雑誌もWebも同様に、カリスマ的な人を立たせ、そこに同じ価値観をもったもの同士のファンを作っていく。 その空間を演出する力も編集者には求められてくるだろう。 最近では、ホリエモンのサロンや、はあちゅうさんのサロンが人気ですよね。ホリエモンのサロンは応募開始ですぐ200人満員になってしまうのだとか。
ーサロンは胡散臭いという話も参加者から出ましたが、参加者がいかに横のつながりを増やすために、サロンを利用できるか、だと思う。 情報多可な時代だからこそ、いかに自分に敵した情報を得るには、人との出会いや交流が重要になってくると思います。
こんな感じでトークディスカッションは進められ、残り30分程度は座談会でした。 座談会時にでた、ケータリングはほんとオシャレで最初から最後まで女の子ごごろをつかみっぱなしのイベントでした。
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追記。 イベントが終わったあとは、もとくらファンの女子会で友達になった子と、その友達と一緒に高円寺のカフェへ。 そこで話してみると、3人ともメルマガ配信担当orメルマガ配信ツールの制作会社勤務という、共通点が。オシャレなカフェでメールマーケティングの話で大いに盛り上がるという、女子会らしからぬとっても刺激的な会になりました♡
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